研究課題/領域番号 |
17K03954
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
網倉 久永 上智大学, 経済学部, 教授 (70222693)
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研究分担者 |
石井 昌宏 上智大学, 経済学部, 教授 (90323881)
小阪 玄次郎 上智大学, 経済学部, 准教授 (90582297)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 経営戦略 / 技術経営 / イノベーション / 競争優位 / 経営学 / 市場シェア |
研究成果の概要 |
本申請研究では、デジタルカメラが銀塩フィルム式カメラを代替してきたように、従来製品にはない新たな価値提案を伴うイノベーションの結果として、競争優位に変化が起こるメカニズムを解明することを目的としている。コンタクトレンズや市場調査サービスの事例研究により、イノベーションが競争優位にどのような影響を及ぼすかを検討する一方で、より一般性の高い数理モデルを構築し、理論・経験の両面から、新たな価値を創造するイノベーションによる競争優位の構築・維持のプロセスを考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、経営戦略論・技術経営論・製品開発論・企業経済論・組織間関係論などの研究分野における理論的貢献に加えて、企業経営に対する実務的なインプリケーションを有していると申請者らは考えている。 日本企業、特に既存大企業は新たな顧客価値提案には未だには苦手意識をもっており、分断的イノベーションへの対応策を考案しあぐねているように見受けられる。本研究は、単なる「ものづくり」から「価値づくり」へと事業システムの転換が求められている日本企業に対して、有益な実務上のインプリケーションを提供している。
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