研究課題/領域番号 |
17K03955
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
|
研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
高橋 裕 専修大学, 商学部, 教授 (70317634)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | システム・ダイナミクス / 経営戦略 / リソース / 意思決定 / 環境 / キャパシティ / 戦略立案 / シミュレーション応用 / モデリング / 経営リソース / システム・ダイナミックス / モデル / シミュレーション / ステークホルダー / 経営学 / コンピュータ・シミュレーション / 戦略 |
研究成果の概要 |
本研究では企業の戦略立案にシステム・ダイナミクスを利用する方法について研究を行った。研究方法としては文献調査、研究者や実務家へのインタビュー、そして学会等における発表や論文投稿である。当初予定していた研究活動は予定通りに遂行でき、研究成果としての学会発表・論文投稿も想定した程度達成した。研究発表・論文投稿は理論的研究と応用的研究の両分野にわたっている。このことは、仮説的に提案した理論モデルを実際のビジネスに応用することで有効性を検証できたということであり、システム・ダイナミクスの理論的発展と経営学および実業の両方への寄与につながった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで発表されてきたシステム・ダイナミクスモデルは、しばしば戦略立案に利用されるリソースの表現と、戦略実行に伴うリソースの更新とが単純化されすぎてしまい、結果として実際のビジネスで起きえる問題等を予見・検証できない場合があった。しかし、本研究でリソースおよびそれを用いて実現されるキャパシティについて、より現実のふるまいを再現できるモデリング手法を提案したことにより、研究者にはリソースとキャパシティ、そして戦略立案という意思決定をつなぐ方法を提供した点が学術的意義であり、実社会においてはより使いやすく一般性のあるモデル構造と定式化を提示できたことが社会的意義である。
|