研究課題/領域番号 |
17K03957
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
|
研究機関 | 法政大学 (2018-2021) 東洋大学 (2017) |
研究代表者 |
井上 善海 法政大学, 政策創造研究科, 教授 (00310003)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | オープン・イノベーション / 大企業と中小企業の関係性 / 関係性メカニズムの類型化 / 事例研究調査 / 事例企業の分析・評価 / パイロット調査 / 分析視座 / 経営学 |
研究成果の概要 |
本研究では、大企業と中小企業とのオープン・イノベーションの関係性に着目している。オープン・イノベーションが発展段階へと移行する際に発生している「大企業へのアウトバウンド型により事業規模を急拡大させている中小企業」と「大企業側からの中小企業へのオープン・イノベーションアプローチ」との関係性のメカニズムを解明した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、大企業の機能戦略レベルの組織間関係から語られていたオープン・イノベーションの考え方を、中小企業のオープン・イノベーションのメカニズムを解明することによって、企業戦略や事業戦略レベルに位置づけられた組織間関係として概念モデルを提示したところに学術的独自性が見いだせる。 学術的意義としては、オープン・イノベーションに関する先行研究の限界をクリアし、オープン・イノベーションの概念を具現化することにより、理論進化に貢献した。社会的意義としては、中小企業のオープン・イノベーションのメカニズムを解明することによって、中小企業のイノベーションの「小規模の壁」克服に貢献できる。
|