研究課題/領域番号 |
17K03965
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
神田 良 明治学院大学, 経済学部, 教授 (90153030)
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研究分担者 |
高井 透 日本大学, 商学部, 教授 (60255247)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 持続的競争力の構築 / 経営資源の活用 / 長期存続企業 / 持続的競争力 / 変革のマネジメント / 国際化 / 老舗 / 変革マネジメント / イノベーション / 中核的経営資源 / 経営学 / 経営戦略論 |
研究成果の概要 |
日本に圧倒的に多い老舗を研究対象として、長期存続を可能にする持続的競争力の構築に関するマネジメントの要諦を究明する。そのマネジメントのポイントは、革新を導入し続け、時代の変化、市場の変化に積極的に対応できたところにある。その革新マネジメントを質問票調査と事例研究に基づいて明らかにする。持続的競争力の構築に関する理論的なフレームワークに関する研究は米国の老舗企業に対する共同研究で、その妥当性は検証されているので、経時的な事例研究を中心にして、革新のダイナミズムを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
企業の存続は、継続事業体としての最も基本的な目的であると思われる。主に東京都の老舗企業を対象として、存続のためのマネジメントのエッセンスを非老舗、つまり若年企業との比較から明らかにしたが、その際に最も重要なポイントは革新に重きを置いて時代に適合するとともに、企業個性を失わないように伝統を遵守する均衡を実現することにあることが明らかになったであった。また企業の存続年数に基づく検証から、この革新の方法には多様性があることが明らかになっていることから、本研究は、そうした革新の在り方を事例研究に基づいて整理し、企業存続のためのダイナミックな革新マネジメントを究明することにある。
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