研究課題/領域番号 |
17K03969
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 一橋大学 (2020) 東京工科大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
七丈 直弘 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 教授 (30323489)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 科学技術政策 / 多様性 / 計量書誌学 / 政府開発援助 / イノベ―ション / 社会インパクト / 科学技術イノベーション / イノベーション化 / 政府開発投資 / エビデンスに基づく科学技術政策 / 未来洞察 / セラミックス基複合材料 / イノベーション / 技術経営 / 科学技術予測 |
研究成果の概要 |
科学技術政策とイノベーションはこれまで異なる文脈で議論されていたが、頻出する深刻な社会課題の解決に向けて社会全体が取組む現在、如何にして科学技術の成果をイノベーションに結び付けるかは重大な課題である。本研究では、科学技術によるイノベーションを社会インパクトとして捉え、研究開発プロジェクトに対する研究体制・研究支援の方策と社会インパクトとの関係を考察した。 先端材料分野、ライフサイエンス分野について事例を分析することで、研究開発体制の多様性(異なるディシプリンに属する研究者の参画)、研究資金の多様性(異なる目的を持った研究資金の活用)が社会インパクト増大に影響があることが推察された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで科学技術の社会的インパクトについては、サイエンスリンケージのように特許・論文間の接続関係や、ソーシャルメディアでの広がり(Altmetrics)などが議論されていたが、近年重要性が増しているソーシャルボンドや社会インパクト投資の分野で行われているようなインパクト測定のように社会とのつながりを明確に把握する取組は無く、本研究により、分野と把握の程度は限定的であるものの、ODAと科学技術の間の関係把握を通じて科学技術研究開発プロジェクトの社会インパクト把握がはじめて可能となった。将来的には、研究評価の指標の一つとして活用可能であり有用性が高い。
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