研究課題/領域番号 |
17K03970
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
奥山 雅之 明治大学, 政治経済学部, 専任准教授 (90710096)
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研究分担者 |
金 美徳 多摩大学, 経営情報学部, 教授 (30388631)
巴特尓 多摩大学, 経営情報学部, 教授 (60636728)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 国際経営 / グローカル / 地域資源 / 中小企業 / 地域産業 / 経営学 |
研究成果の概要 |
本研究は,地域資源を活用し,グローバル市場へと展開とするビジネスを「グローカルビジネス」と捉え,グローカルビジネスのリスト化と典型的事例の資料分析およびインタビュー調査により特有の国際戦略行動を抽出し,その枠組を示した。それが「異質性」と「同質性」である。 異質性が適度であれば差別化の強力な要素となるが,過度な異質性は市場の受容性を低める。一方,同質性は,高い製品・サービスを受容可能にするため,ターゲット市場の価値へと調整していくプロセスであり,適度な同質性は市場の受容性を高める。異質性と同質性を相互に調整し,差別化を維持しながら市場の受容性をも高めることが重要となる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地方創生、地域活性化は我が国の産業、経済にとって大きな政策課題となっている。こうした中、本研究の対象であるグローカルビジネスは、各地域にとって、新たな移出財となり、地域の雇用、税収にもつながることから、地方創生を産業面でけん引する可能性を内包している。このため、グローカルビジネスの諸課題の解決に資する本研究が成功し、特有のマネジメント理論を確立して、グローカルビジネスの発展に対し研究面、学術面から貢献していくことは、地方創生、地域活性化に大きく資するものである。
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