研究課題/領域番号 |
17K03989
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
近藤 文代 筑波大学, システム情報系, 講師 (40322010)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | オムニチャネルマーケティング / 購買チャネル / 情報閲覧履歴 / マルチメディア / メディアタッチポイント / 顧客購買意思決定 / デバイス利用 / 顧客特性 / オンライン・オフラインチャネルでの商品購買 / 消費者セグメンテーション / TV情報 / デバイス・メディア・チャネルミックス / スマートフォンアプリ起動データ / ウエーブレット変換 / CNN / 畳み込みニューラルネットワーク / 時系列 / ハール基底 / スマートフォンアプリの起動回数 / チャネル選択行動 / オンライン購買 / オムニチャネル / 複数デバイス利用 / スマートフォン利用 / 潜在クラス分析 / 顧客セグメンテーション / POSデータからの非集計潜在変数の推定 / ランダム係数選択モデル / 階層ベイズモデル / 階層ベイズ / 消費者反応 / マルチデバイス |
研究成果の概要 |
本研究課題は顧客の情報入手方法及び購買チャネルに焦点をあてた、オムニチャネルマーケティングに関するもので、購買意思決定に及ぼす状況の構造を、情報閲覧、購買チャネル、利用デバイス、メディア、顧客特性の実データまたは潜在データによって一連の顧客行動をモデル化した。 主要研究成果として、まず、化粧品を含む3商品カテゴリに関して2項モデルで、最終年度には化粧品について多項モデルでオムニチャネル購買行動(webrooming 及びE-shopping)を階層ベイズモデルにより定式化した。また、顧客セグメンテーションでは、既存研究のリサーチショッパーやマルチチャネル愛好者を含む7セグメントの存在が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究の学術的意義は、web上での情報検索行動とその後の(実店舗またはオンライン店舗であるかという)購買チャネルの選択行動との関連についてモデル化のフレームワークを提案し、さらに市場代表性のあるデータを用いた分析により経験上の知見と一致する有用な結果を得たことにある。 COVID-19パンデミック以降、オンラインショッピングが特に増え、その傾向が継続している。社会的意義としては、小売店舗にとって店舗またはオンライン店舗でどのような情報・商品を顧客に提供するかは重要な決定であるが、その際、本研究課題で示した方法による様々な商品での分析の知見により、上記の意思決定を行うことは有用であると考えられる。
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