研究課題/領域番号 |
17K04001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
森本 真理子 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (20647359)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | パーソナライズド広告 / 心理的リアクタンス / プライバシー / ソーシャルメディア / プライバシー懸念 / ターゲティング広告 / 商学 |
研究成果の概要 |
本研究は、心理的リアクタンス理論の観点から、パーソナライズド広告に対する消費者のプライバシー懸念や反応をインタビュー、アンケート及び実験操作法に基づき調査を行った。消費者の年齢が上がるにつれインターネット上でのプライバシー侵害に敏感になり、プライバシー懸念が消費者の個人情報のコントロール能力と広告回避・侵入感の関係において中間変数として作用することが確認された。また、ソーシャルメディア媒体とパーソナライズド広告内の個人情報量の交差作用も広告態度に影響した。これらの結果はアメリカ広告学会、南洋工科大学シンポジウム等の国際学会で発表し、国際ジャーナルにおいて複数の論文が査読中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで広告の分野では、消費者のプライバシー懸念や不信感に関する研究は、主に単体の広告媒体に焦点を当てて実施されていた。しかし実際は、複数の媒体を利用するクロスメディアプロモーションが広告の現場では主流である。また、ネット上での様々なプロモーション手法の発展や消費者のメディア使用の多様化により、消費者心理も変化している可能性が大きい。したがって当研究から得られる最新の知見や情報の価値は高い。
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