研究課題/領域番号 |
17K04016
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 山梨学院大学 |
研究代表者 |
張 華 山梨学院大学, 経営学部, 教授 (10580756)
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研究分担者 |
侯 聡聡 九州産業大学, 商学部, 准教授 (00613465)
渡邉 孝一郎 九州産業大学, 商学部, 准教授 (60616671)
松田 温郎 山口大学, 経済学部, 准教授 (60632693)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 商人 / 小売業 / 人的ネットワーク / 家族従業 / ビジネス活動 / 事業継承 / 競争優位 / 小売商人 / 商業 |
研究成果の概要 |
本研究は、東アジアにおける中国の商人と日本の商人のビジネス活動について研究を行い、その結果として、中国の商人は、そのビジネス活動において、血縁や地縁、友人などの人的ネットワークを頼りにして、国内外でビジネス活動を展開し、成功を収めているのに対して、日本の商人は、地域との関係性を非常に大事にし、地域密着型のビジネス活動を展開し、厳しい経済状況の中でも、存続することができたことを明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、次の通りである。中国の商人の人的ネットワークの研究については、その人的ネットワークは、ビジネス活動において、いかに機能し、いかに変化しているかについて明らかにすることができた。日本の小売商人についての研究については、その存続理由を、小売特殊技能の存在や地域との関係性の構築にあることを明らかにすることができた。同じ儒教の文化圏にいるにもかかわらず、中国の商人と日本の商人のビジネス活動の展開の仕方がかなり異なっていることが判明し、中日両国の商人への理解が深まったことが、本研究の社会的意義である。
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