研究課題/領域番号 |
17K04020
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 関西外国語大学 |
研究代表者 |
姜 京守 関西外国語大学, 外国語学部, 准教授 (30757985)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | IMC / 技術志向 / 顧客志向 / ブランド知識 / ブランド信頼 / ブランドコミットメント / ブランドロイヤルティ / 購買後の購買行動 / 顧客ベースのIMC / 一貫性 / 相互作用性 / 購買後の消費者行動 / 統合マーケティングコミュニケーション / ブランドエクイティ / キャンペーン成果 / 市場成果 / ブランド志向 / ブランド成果 / プロセス次元 / プログラム次元 / ブランドアソシエーション / 知覚品質 / 消費者ベースのブランドエクイティ / ブランド選好 / 知覚されたブランド品質 / ブランドの社会的影響 / ブランドの持続可能性 / Brand Equity / Empirical Research |
研究成果の概要 |
今回の科研費の助成を受け、消費者やマネージャーに対する定性・定量調査を実施した。それら一連の調査を通じて、顧客ベースのIMC尺度の開発、IMCの包括的概念モデルの構築や検証という研究成果を上げ、国内外の学会で発表することができた。文献レビューやインタビューによって、IMCの先行要因や成果要因を導出し、それらの要素を測定する質問項目を開発した。加えて、戦略志向性がIMCと成果要因に及ぼす影響や、IMCがブランド知識、信頼、コミットメントを媒介し、購買後の消費者行動に及ぼす影響を解明するための概念モデルを構築した。さらに、消費者への定量調査を実施し、PLS-SEMを用いて概念モデルを検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の意義は第1に、戦略志向性がIMCと成果変数に及ぼす影響を把握することで、現場でどの志向性が有効かという実務的示唆が得られた点である。第2に、IMCと成果要因間に影響を与える周辺要因を把握することで、IMCが成果変数に及ぼす過程で周辺要因の役割について示唆を得ることができ、IMCの理論的発展に貢献した点である。第3に、消費者データを用いた実証分析を行うことで、先行研究では解明されていないIMCと先行要因との関係や、IMCと媒介変数との関係、IMCが成果変数に及ぼす影響を統計的に解明できた点である。本研究は、理論・実践の両面で探求を進めた点に学術的かつ社会的意義があると考えられる。
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