研究課題/領域番号 |
17K04027
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 摂南大学 (2018-2022) 神戸山手大学 (2017) |
研究代表者 |
田中 祥司 摂南大学, 経営学部, 准教授 (70704922)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | マーケティング / 消費者行動 / ブランド・オーセンティシティ / 企業の内発的動機 / 本物感 / ブランドへのこだわり知覚 / ブランドのこだわり / こだわり / ブランド |
研究成果の概要 |
企業の内発的動機に関する知見を統合し,研究枠組みとして提唱することで,ブランド・オーセンティシティ研究の発展に寄与することが,本研究の目的である。具体的には,複数の質的調査と量的調査を行い,企業の内発的動機を知覚する消費者側の情報処理と,内発的動機を意識した企業側のマーケティングを,ブランド・オーセンティシティのコンテクストにおいて組み合わせた枠組みを提唱した。またこの結果を得る過程で,企業の内発的動機知覚の尺度開発など,複数の知見を得ている。本研究の結果は,消費者と企業と双方から分析し,ブランド・オーセンティシティ構築における内発的動機の重要性を明らかにするものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ブランド・オーセンティシティ研究において,ブランド・オーセンティシティと企業の内発的動機の関係は議論され始めていたが,探索的な段階であった。この研究課題に対して,本研究では,質的調査と量的調査によって,ブランド・オーセンティシティが企業の内発的動機に影響を与える因果関係を明らかにした。さらに,この結果を踏まえて提唱した研究枠組みは,ブランド・オーセンティシティ研究への理論的貢献とともに,企業のマーケターが用いることが可能な実務的貢献に結びつくものと考えている。
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