研究課題/領域番号 |
17K04039
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
末松 栄一郎 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (60276673)
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研究分担者 |
日置 孝一 神戸大学, 経営学研究科, 経営学研究科研究員 (60509850)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 管理会計 / 認知 / 実験 / 財務・非財務指標 / 認知心理 / 会計 / 業績指標 / バイアス / 文化的相違 |
研究成果の概要 |
本研究から、(1)マネジャーは業績指標の特徴に応じて指標の重みづけを変えていること、(2)マネジャーに提供する情報の組み合わせによって、情報がマネジャーの行動にもたらす影響の度合いが変わってしまうこと、(3)こうした業績指標ごとの重みづけの異なりを生む要因の1つとして、マネジャー個々人の認知特性の違いがありうること、が示唆された。 こうした研究成果から,業績指標の特徴を加味しつつ、従業員やマネジャー個々人の個人特性の違いを考慮した情報提供が望ましいとの含意を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
管理会計システムをつうじて上位マネジャーが下位マネジャーに(上位マネジャーが期待するような)行動選択を促すためには,提供する情報の組み合わせ方に注意するとともに、下位マネジャー個々人の個人特性に応じた情報を提供することが望ましいことを提示できた。
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