研究課題/領域番号 |
17K04047
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
|
研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
李 健泳 新潟大学, 人文社会科学系, 特任教授 (60212685)
|
研究分担者 |
長坂 悦敬 甲南大学, 経営学部, 教授 (00268236)
劉 雪峰 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (50571220)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | BPM / TD-ABC / ビジネス・プロセス管理 / 業務進捗管理 / 中小企業 / ITソリューションの開発 / 段階的なIT構築 / リードタイム管理 / 業務進捗度管理 / 時間原価管理 / ITツールの開発 / 時間管理 / スループット会計 / ボトルネック分析 / ドリルダウン / 会計学 / 経営学 / ソフトウェア学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,中小企業に適したビジネス・プロセス管理(BPM)モデルを開発し,それを中小企業に実装させるところにある。本研究では,BPM導入の資金や人材が不足する中小企業が容易にBPMが導入できるように,親プロセスを構築し,親プロセスで見付かったボトルネックをドリルダウンして子プロセスを作り,管理するドリルダウン・アプローチによるITソリューションを開発している。当研究モデルによるITソリューションは当研究のホームページに公開し,希望企業が試用できるようにしている。 さらに管理方法論の研究として従来の原価管理技法の制約と問題が解消できる時間主導型の原価管理モデルを考案し,適用している。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
情報化時代では,グローバル規模で情報が取り扱われ,ビックデータの解析とともに,顧客対応へのスピード化による俊敏なビジネス・プロセス管理の必要性が高まっている。しかし,環境変化に伴う組織横断管理の理論とICTとの連携研究の不足により実践的な研究成果は上げられていない。当研究では中小企業における組織横断のプロセス管理の効率性と効果性を高めるための理論とITとの結合を図る研究を目指したものである。 当研究は資金と人材が不足している中小企業が適用しやすいビジネス・プロセス・マネジメント(BPM)の管理理論とITソリューションの開発を一体化して進めた研究であるため,実践的な研究としての意義は高い。
|