研究課題/領域番号 |
17K04059
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
平井 裕久 神奈川大学, 工学部, 教授 (40399019)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 企業価値評価 / 類似企業比較法 / 市場株価法 / 併用方式 / TOB / 併用法 / 会計学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,併用法による企業価値評価モデルに包含される各評価方法についての予測精度の向上を目指し,併用法による企業価値評価モデルの利用可能性を高めることである。 本研究では,Yee(2008)モデルを展開し,その上でモデルの拡張をおこなった。この拡張モデルを基にして,分散・共分散を用いたウェイトの推定およびその回帰式によるウェイトの推定を,収集されたTOBデータの利用により分析した。結果として,推定されたウェイトの有効性をサンプル外予測により明らかとした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における複数の評価方法を併用した企業価値評価モデルの議論での問題点を解決していくことで,より精緻な分析が可能となり,また追加的にデータの更新および推定方法の充実によって頑健性の高い実証結果が得られた。これにより,非上場会社の株式価値評価や株式買取請求権の行使時の価値評価など,様々な局面においてベンチマークとして利用できる価値評価方法を得られたと考えられる。
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