研究課題/領域番号 |
17K04063
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
浅野 信博 大阪市立大学, 大学院経営学研究科, 准教授 (10319600)
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研究分担者 |
松中 学 名古屋大学, 法学研究科, 教授 (20518039)
榎本 正博 神戸大学, 社会システムイノベーションセンター, 教授 (70313921)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 監査役会 / 監査等委員会 / 監査委員会 / コーポレートガバナンス / 取締役会 / 会計監査人 / 企業価値 / 利益調整 / モニタリング |
研究成果の概要 |
本研究は、わが国における監査役会の機能の解明を図ることを目的としている。監査役会の機能は,独立性,専門性,活動水準といったファクターから構成される監査役会の企業特性によって異なるという仮説を定立した。膨大な数のサンプルを用いたアーカイバル研究を実施した結果,監査の品質(ひいては財務報告の品質)は,監査人の能力と態度だけではなく,監査役会の能力と態度によっても左右されることを示す複数の証拠を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,世界的に見てもユニークであるとされる監査役会の機能について,独立性,専門性,活動水準といったファクターから構成される監査役会の企業特性の観点から解明を図ったオリジナリティの高い研究である。本研究では監査役会に関連する制度の吟味や膨大な数の先行研究のサーベイを実施するなど,数多くの基礎研究を実施しており,今後展開されるであろう監査役会に関連する研究に多大な貢献をすると考えられる。
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