研究課題/領域番号 |
17K04064
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 下関市立大学 |
研究代表者 |
足立 俊輔 下関市立大学, 経済学部, 准教授 (30615117)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 会計学 / 管理会計 / 病院BSC / 病院原価計算 / クリニカルパス / TDABC / アメリカ病院経営 / タスク・シフティング / 絶対的医行為 / 医師の働き方改革 / 原価計算 / 病院経営 / キャパシティ / 病院価値 / バランスト・スコアカード / 地域連携パス / 医療経営 / BSC |
研究成果の概要 |
本研究は、クリニカルパスを活用した病院バランスト・スコアカード(病院BSC)と「時間」を配賦基準とした病院原価計算(時間ベースの病院原価計算)の関係を、日仏米の国際比較の観点から整理することで、医療における管理会計システムのあり方を検証することを目的としたものである。 本研究により、(1)時間ベースの病院原価計算で算定されるキャパシティ情報(業務遂行に用いられる資源の量)を用いることの有用性を、アメリカ病院原価計算の文献レビューや患者別原価計算システムの開発を通じて明らかにし、(2)クリニカルパスや地域連携パスの他、医療安全の観点から、病院BSCがどのように活用されているのかを明らかにしている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、患者ケアサイクルに焦点を充てたクリニカルパスを活用した病院BSCの特徴を明らかにし、時間ベースの病院原価計算で算定されるキャパシティ情報を当該BSCで用いることの有用性を検証することを目的としている。ゆえに本研究は、医療分野で既に活用されているクリニカルパスに着目し、そのクリニカルパスを活用した病院BSCならびに時間ベースの病院原価計算の有用性に着目している点に、学術的な特色・独創的な点がある。
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