研究課題/領域番号 |
17K04078
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
呉 重和 摂南大学, 経営学部, 准教授 (10705891)
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研究分担者 |
石椛 義和 神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (20553142)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Disclosure / Cost-reducing Investment / Multiple markets / market competition / Compensation Contracts / Vertical industry / R&D investment / vertical industry / compensation contracts / multi-market / Investment information / Cournot competition / disclosure / oligopoly / multimarkets / investment information / compensation contract / multimarket |
研究成果の概要 |
本研究では,企業が直面する市場環境を3つの研究課題(①単一の製品市場,②川上企業が存在する垂直市場,③複数の製品市場)とし,様々な市場環境のもと,情報開示が企業の意思決定や社会厚生に及ぼす影響について分析した。各研究成果は数回の研究会報告,2回の学会報告を終え,4本の論文として執筆された。そのうち,2本が現在海外学術誌に投稿済みであり,2本は投稿後掲載まで至らず現在修正している状況であり,近日海外学術誌に投稿予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,3つの製品市場(①単一の製品市場,②川上企業が存在する垂直市場,③複数の製品市場)を想定したうえで,既存研究が考慮してこなかった3つの要因(報酬契約といったガバナンス情報,川下企業の開示戦略,市場間開示環境)を考慮し,情報開示の影響について分析した。特に,情報を開示することが企業利得や社会厚生を阻害する状況について明らかにすることで,開示規制の有用性について重要な情報を提供した。
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