研究課題/領域番号 |
17K04080
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
橋本 武久 京都産業大学, 経営学部, 教授 (00290601)
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研究分担者 |
中野 常男 国士舘大学, 経営学部, 教授 (60093522)
杉田 武志 大阪経済大学, 情報社会学部, 教授 (80509117)
野澤 丈二 帝京大学, 経済学部, 准教授 (90742966)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 東インド会社 / オランダ / イギリス / 会計史 / オランダ東インド会社 / 株式会社 / 長崎出島商館 / イギリス東インド会社 / 簿記 / 会計学 / 私貿易 / ワイン / 財務会計 |
研究成果の概要 |
本研究は、オランダ東インド会社とイギリス東インド会社を比較し,両社に共通する株式会社の生成・本質と会計システムとガバナンスとの関係について、会計史的観点から研究を行った。そこで,第1,2年目には現地調査を実施し,オランダ東インド会社に関する一次資料のデータベースを作成した。第3年目には, 2019 年8 月にC. Camffermanアムステルダム自由大学教授を招聘し,2回の国際研究集会を実施した。第4年目は,前年度までのの研究成果を総括した。なお,研究代表者は,この研究期間中,毎年継続して学術雑誌『會計』において,本研究成果の一部を公表してきた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一次資料に基づいた初めての本格的なオランダ東インド会社およびイギリス東インド会社の比較会計史的研究である。これまで個別に研究されることが多かった,オランダ,イギリス領東インド会社について,研究分担者にイギリス東ンド会社会計史の専門家を加えることにより,オランダ東インド会社と同社のライバルであったイギリス東インド会社の会計システムとガバナンス体制を比較会計史的に研究を行った点に特徴がある。また,オランダから本研究分野における第一線の研究者を招聘して国際研究集会を開催するなど,わが国のこれまでの会計史研究における弱点とされた国際性をも有している。
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