研究課題/領域番号 |
17K04087
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
中嶌 道靖 関西大学, 商学部, 教授 (10227803)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 環境管理会計 / マテリアルフローコスト会計 / サステナビリティ / ESG / MFCA |
研究成果の概要 |
環境管理会計手法であるマテリアルフローコスト会計(MFCA)を基礎に、企業がサステナビリティ社会に貢献するために、環境管理会計手法をさらに発展させることができた。 具体的には、エネルギーを含めて資源生産性を向上させるMFCAの企業事例を増やすことができた。また、他の管理会計手法との連携も試み、サステナビリティ社会に貢献する新たな管理会計手法の開発にも取り組むことができた。さらに、非財務情報を含む企業のサステナビリティ情報を、MFCA情報を基礎にどのように経営に活かし情報開示できるかについて、国内外の研究ネットワークを活用し、実務的・理論的に検証し、調査研究でき、その成果も発表できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
環境管理会計手法の更なる発展は企業がサステナビリティ経営を促進する上で重要で、本研究では企業事例をもとにMFCAを基礎とした環境管理会計手法を開発し発展させることは学術的研究や、サステナビリティ社会の実現をする上でも非常に重要である。本研究成果では学会賞を受賞する英語論文を研究成果として出版することができ、日本の国内のみならず海外にも本研究成果が共有、発信できることとなったことは、学術的にも社会的にも意義深い。 カーボンニュートラルや非財務情報の重要性が世界で急激に増すなかで、MFCA情報は非財務情報と財務情報の両面でのマネジメント情報を提供することから、今後の更なる研究発展が期待される。
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