研究課題/領域番号 |
17K04125
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
柏尾 珠紀 滋賀大学, 研究推進機構, 研究員 (70414034)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 農村女性 / 女性農業者の技術 / 種苗生産 / ジェンダー / 熟練労働 / 農業技術 / 技術 / 農業 / 農村 / 女性 / 労働 / 都市近郊農業 / 種苗 / 社会学 |
研究成果の概要 |
本研究では、種苗生産における女性熟練労働の実態把握を行うことで、その社会的意義を検討した。苗生産農家、採種農業者、自家農業従事者から聞き取り調査を行い、種苗の生産技術のなかにある女性の専門的作業を抽出し検討することで、女性の熟練労働が持つ社会経済的意義を明らかにすると同時に、女性の熟練技術が農村地域社会の発展的展開にいかに貢献しているのかについて考察した。その結果、種苗生産のなかで発揮されている女性の専門的技術がそれぞれの農業経営はもちろんのこと、農村地域社会の発展にも重要な役割を果たしていることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、種苗生産における女性の熟練労働の実態を解明し、それらが地域社会の発展に果たす役割を考察したことで、女性農業者の専門的技術を農業生産の技術体系の中に位置づけることができた。また、農業部門における女性の熟練労働を検討したことにより、ジェンダー研究や農村女性研究を推進すると同時に、農業における女性施策の方向性を考える手がかりを得た。
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