研究課題/領域番号 |
17K04136
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
徳野 貞雄 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 名誉教授 (40197877)
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研究分担者 |
藤本 延啓 熊本学園大学, 社会福祉学部, 講師 (60461620)
松本 貴文 下関市立大学, 経済学部, 准教授 (70611656)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 災害 / 見えない震災 / 復興計画 / T型集落点検 / 中間支援団体 / へたり集落 / 他出子 / 震災復興 / 地域社会学 / rebornネットワーク / 太陽光発電 / 農村社会学 / T型集落点検 / 行動計画 / リボンプロジェクト / 地域社会 / 村落 / 都市 / 震災 |
研究成果の概要 |
東日本大震災等での研究成果等を踏まえ、熊本震災直後から、「ふるさと発・復興志民会議」という中間支援組織をつくり、震災復興のための様々な活動を行ってきた。西原村では、「西原百姓応援団」という農業ボランティア組織を形成・運営した。御船町では震災実態アンケート調査に基づいた地区座談会を開催した。また、山都町では、棚田復興ボランティア活動等を主導した。このような事業を、実践的観察という手法を用いて科学的に記録すると共に、社会学的に分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
震災後の生活支援や地域支援のサポートを行うにあたり、直後にはやる気があって地域社会をよく知っている人が、一番最初の中核的人材となり、震災支援の突破口を開く。次に、その人達と行政や研究者が協議してボランティア的に展開しながら、災害の中間支援組織の形成に進む。そして、国や行政、企業等のシステム的な支援体制と地域の固有性を結びつける中から、災害復興の事業メカニズムを見出だすことが出来た。
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