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移民とセクシュアリティのグローバル化

研究課題

研究課題/領域番号 17K04140
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

菊地 夏野  名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 准教授 (00381898)

研究分担者 林 貞和  大阪公立大学, 大学院現代システム科学研究科, 客員研究員 (10891286)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード韓国 / セックスワーク / ポストフェミニズム / ジェンダー / セクシュアリティ / フェミニズム / 社会運動 / ポストコロニアリズム / ナショナリズム / セックス・ワーク / 植民地主義 / クィア / 社会学 / 移民 / グローバル化
研究実績の概要

当該年度は最終年度に向けて研究成果の取りまとめに向けた作業を中心に行なった。これまでのポストフェミニズム研究の一旦の総括に向けて執筆した論文の調整、修正を行い刊行準備作業を中心に子なった。また韓国に追加調査を行った。
学会等でポストフェミニズムに関する講演を行い研究成果を発表した。また学会誌でポストフェミニズム研究を日本でどのように展開させるか論考を発表した。それぞれにおいて研究者と意見交換を行い知見を得た。
また関連してリプロダクティブライツの現在について対談を行い雑誌上で発表した。
韓国調査ではLGBTの可視化とセックスワークの禁止反対運動について調査を行った。ソウルで、LGBTの当事者運動を行っている活動家とライターにインタビューを行った。韓国のLGBTの可視化の状況、運動の進展について詳しく状況を聞き意見交換を行った。また性売買禁止法制定後のセックスワークの実態についてセックスワーカー支援運動に従事している活動家から話を伺った。現在風俗街の立ち退き強制が行われており、当事者たちは反対行動を行っている。その現地に出向き、支援者にインタビューを行った。支援者らはフェミニズム運動との関係性、社会運動団体や研究者らとの協力関係等について貴重な情報提供を行なった。チェジュでは以前セックスワークの支援運動に従事していた支援者らと面談を行い、韓国社会の変遷について意見を伺った。これらの成果は現在発表に向けて準備作業を行なっている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

コロナ禍により出張、調査が不可能だったものの、その遅れをできるだけリカバーしている。

今後の研究の推進方策

最終年度でこれまでの研究成果の取りまとめを行い、刊行、および論文執筆等の作業を行う。

報告書

(7件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (21件)

すべて 2023 2022 2021 2020 2019 2018

すべて 雑誌論文 (10件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件) 図書 (6件)

  • [雑誌論文] 「AV新法をめぐるフェミニズムの混乱」2022

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野
    • 雑誌名

      シモーヌ

      巻: 7 ページ: 58-65

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 99%のためのフェミニズムと私たち2021

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野
    • 雑誌名

      福音と世界

      巻: 8月号 ページ: 6-11

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 社会学と(ポスト)フェミニズム2021

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野
    • 雑誌名

      ソシオロジ

      巻: 66-2 ページ: 101-107

    • NAID

      40022745985

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 近代社会に通底するジェンダーを問い直す2021

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野
    • 雑誌名

      現代の理論

      巻: 夏号

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 「逃げ恥」に観るポストフェミニズム2021

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野
    • 雑誌名

      現代思想

      巻: 49-10 ページ: 120-129

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 「可視化するフェミニズムと見えない絶望――ポストフェミニズムにおける(再)節合に向けて」2020

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野
    • 雑誌名

      現代思想

      巻: 48-4 ページ: 118-125

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 「慰安婦」を忘却させる植民地主義とポストフェミニズム2019

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野
    • 雑誌名

      福音と世界

      巻: 74-10 ページ: 12-17

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 憧れと絶望に世界を引き裂くポストフェミニズムー「リーン・イン」、女性活躍、『さよならミニスカート』2019

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野
    • 雑誌名

      早稲田文学

      巻: 10-21 ページ: 4-12

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [雑誌論文] ポストフェミニズムとネオリベラリズム――フェミニズムは終わったのか2019

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野
    • 雑誌名

      福音と世界

      巻: 1 ページ: 6-11

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 書評『近代日本 公娼制の政治過程「新しい男」をめぐる攻防』2018

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野
    • 雑誌名

      ジェンダー研究

      巻: 印刷中

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 江原由美子『持続するフェミニズムのために:グローバリゼーションと 「第二の近代」を生き抜く理論へ』2023

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野
    • 学会等名
      国際ジェンダー学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] フェミニスト・カルチュラル・スタディーズとポストフェミニズムの破断点2022

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野
    • 学会等名
      カルチュラル・スタディーズ学会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 錯綜する排外主義2021

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野
    • 学会等名
      東海社会学会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] ポストフェミニズムから99%のためのフェミニズムへ2021

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野
    • 学会等名
      日本女性学会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] ドラマ「逃げ恥」からみるポストフェミニズムとネオリベラル・ジェンダー秩序2018

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野
    • 学会等名
      Cultural Typhoon
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [図書] クィア・スタディーズをひらく32023

    • 著者名/発表者名
      菊地 夏野、堀江 有里、飯野 由里子
    • 総ページ数
      244
    • 出版者
      晃洋書房
    • ISBN
      9784771037458
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [図書] 7・8元首相銃撃事件 何が終わり、何が始まったのか?2022

    • 著者名/発表者名
      河出書房新社編集部
    • 総ページ数
      256
    • 出版者
      河出書房新社
    • ISBN
      9784309228716
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [図書] クィア・スタディーズをひらく22022

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野
    • 総ページ数
      234
    • 出版者
      晃洋書房
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [図書] 99%のためのフェミニズム宣言2020

    • 著者名/発表者名
      シンジア・アルッザ、ティティ・バタチャーリャ、ナンシー・フレイザー
    • 総ページ数
      169
    • 出版者
      人文書院
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [図書] 『クィア・スタディーズをひらく1 アイデンティティ、コミュニテイ、スペース』2019

    • 著者名/発表者名
      菊地夏野・堀江有里・飯野由里子
    • 総ページ数
      262
    • 出版者
      晃洋書房
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [図書] 日本のポストフェミニズム2019

    • 著者名/発表者名
      菊地 夏野
    • 総ページ数
      208
    • 出版者
      大月書店
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-12-25  

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