研究課題/領域番号 |
17K04169
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 皇學館大学 |
研究代表者 |
関根 薫 皇學館大学, 現代日本社会学部, 教授 (10319395)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 老人クラブ / 高齢者 / 支え合い活動 / 新地域支援事業 / ソーシャル・キャピタル / 地域連携 / 地域包括ケアシステム / 地域類型 / リソースジェネレーター / 新しい総合事業 / 社会参加 |
研究成果の概要 |
本研究では、単位老人クラブの代表者を対象とした量的調査結果より、以下の4点について明らかにした。(1)老人クラブによる「支え合い活動」の実施状況、ならびに新地域支援事業への参画状況と外部機関からの働きかけの有効性、(2)老人クラブにおけるソーシャル・キャピタルの特徴とその規定要因、(3)新地域支援事業において老人クラブが担いうる役割と課題、(4)老人クラブ活動の地域連携の特徴ならびに地域類型別連携モデル。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の社会的意義は、これまで研究が進んでいなかった老人クラブの「支え合い活動」に焦点を当て、実証データを用いて、(1)地域類型別に「支え合い活動」の連携モデルを提示することにより、地域の人的・物的資源を活用した「高齢者が高齢者を支える」体制の強化に資する点、(2)老人クラブが有するソーシャル・キャピタルの実態を明らかにした点、(3)地域支援事業への参画が促進されることにより、老人クラブ活動が公的に位置づけられ、高齢者の中でもとりわけ社会参加に公的な役割を求める層の社会参加促進に貢献しうる点にある。
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