研究課題/領域番号 |
17K04190
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 埼玉県立大学 (2019-2020) 東北大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
中谷 直樹 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (60422094)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 配偶者 / がん既往 / 東日本大震災 / 生活習慣 / 心理社会的影響 / 心理的技法 / 介入研究 / がん患者 / 心理的苦痛 / 抑うつ / 配偶者ペア / 被害状況 / 同居の有無 / 慢性疾患 / 精神 / 心理 / 主観的健康観 / 抑うつ症状 / パートナー / 社会 / 健康影響 / 大規模コホート / 心理社会的要因 |
研究成果の概要 |
本研究では一般地域住民を対象とした横断研究デザインにより、配偶者の慢性疾患既往歴(主要疾患の有無、主要疾患の個数)、主観的健康観と本人の精神・心理的状態(抑うつ症状、心理的苦痛、不眠)の関連について分析した。 その結果、配偶者の慢性疾患既往歴と本人の精神・心理的状態(抑うつ症状、心理的苦痛、不眠)の関連は示されなかった。一方、配偶者の主観的健康観「良好群」に対する「不良群」の本人の抑うつ症状有りのオッズ比は、1.2と有意に高かった(p=0.02)。この関連は、本人が女性オッズ比が1.3、また、本人の年齢64歳以下の者のオッズ比が1.3と有意な関連が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では地域住民コホート調査53,000人超の参加者から配偶者ペアを特定し、配偶者のがん既往がパートナーに及ぼす健康影響(特に精神・心理面及び社会的影響)を同定することである。本研究では以下の仮説を検証する。 本研究では、配偶者のがん既往がパートナーに及ぼす健康影響を同定するだけではなく、今後の効果的な介入研究を考え、心理的ストレスに脆弱なパートナー(がん既往を有する配偶者)の背景要因(高齢、女性、東日本大震災の被害程度が大規模、同居者がいない者、低い教育歴の者)を広範囲に検討できるので、早急に対応するべき者を同定できる。
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