研究課題/領域番号 |
17K04210
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 日本大学 (2020) 岩手県立大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
吉田 仁美 日本大学, 文理学部, 准教授 (20566385)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 障害 / 障害者 / 障害者統計 / ジェンダー / 教育統計 / 労働統計 / 障害者支援 / ジェンダー統計 / カナダ / 当事者 / 高等教育 / フランス / 障害統計 / ワシントン・グループ / シティ・グループ / SDGs / 国際比較 / 経済統計 / 社会福祉関係 / 障害者福祉 |
研究成果の概要 |
当初の研究目的に沿って、ジェンダー統計視点を含めて、研究を進めることができた。(1)先行研究より、米国及びヨーロッパ諸国の高等教育の障害者支援の歴史を確認した。(2)フランスの高等教育の障害者支援室の現地視察とヒアリングを実施し、障害者支援の内容、フランスにおける障害者支援の現状と課題を把握した。(3)このテーマに関して日本国内で大きな関心事となっている発達障害者を対象とした学生支援とキャリア支援に着目し、現状と課題を明らかにした。(4)統計資料を参考にアメリカ、カナダ、イギリスの障害者ジェンダー統計の特徴を整理し、日本の障害者ジェンダー統計整備の課題を整理した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、高等教育への障害者のアクセスの国際比較を行った。その際、これまであまり着目されてこなかった障害とジェンダーの視点に注目し、分析・検討を行った。従来の高等教育研究や障害者福祉研究では取り入れてこなかったジェンダー視点を積極的に導入することにより、障害者支援にジェンダー、社会階層の視点を取り入れながら支援を進めていくことや障害者政策にジェンダー視角が必要であることを指摘することで先行研究への貢献を目指した。
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