研究課題/領域番号 |
17K04213
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 福井県立大学 |
研究代表者 |
舟木 紳介 福井県立大学, 看護福祉学部, 准教授 (50315842)
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研究分担者 |
濱野 健 北九州市立大学, 文学部, 准教授 (40620985)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 多文化ソーシャルワーク / コミュニティ文化開発 / オーストラリア / デジタルメディア / コミュニティデベロップメント |
研究成果の概要 |
本研究では、オーストラリア・シドニーでコミュニティ文化開発に関する文献収集を行うとともに、コミュニティ文化開発の先進的事例調査、ミドルクラス移民コミュニティを対象としたインタビュー調査を実施、内容の分析を行った。特に移民定住支援の分野において、コミュニティアートやコミュニティ文化開発の手法にデジタルメディア実践を採用し、移民・難民の社会的結束を促進する効果があることが確認できた。研究成果を活かして、福井県内においてデジタルメディアを活用したデジタル・ストーリーテリング実践などをソーシャルワーカーらとともに行い、当事者支援のおける効果を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本における文化的市民権の確立をめざしたコミュニティ文化開発の研究の蓄積は今だ少なく、オーストラリアの移民定住支援や多文化ソーシャルワーク領域におけるコミュニティ文化開発やコミュニティアートの実践モデルを調査、分析できたことは学術的意義がある。特にソーシャルワーク実践におけるデジタルメディアの活用は、我が国の外国人支援分野においても開発途上であり、移民や難民の社会的結束の促進に効果がある実践の手法(例えばデジタルストーリーテリングなど)を福井県内においてソーシャルワーカーの協力の下で応用できたことは社会的意義が大きい。
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