研究課題/領域番号 |
17K04217
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
片上 素久 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (50572971)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ネット依存 / ゲーム障害 / インターネット使用障害 / 集団精神療法 / 自助グループ |
研究成果の概要 |
ネット依存症の病態解明のため、ウェブサイト上での匿名のオンラインアンケートを用いて、インターネット使用に問題がある者における、インターネットの使用時間および行動パターンとの関連について探索を行った。ネット依存症の患者は様々なコンテンツに時間を費やしていたが、その内容と重症度との間に相関を認めなかった。匿名でのオンラインアンケートに答えた者のうち、ネット依存症と診断され治療を希望する者に対して、自助グループによる集団精神療法を行なう予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大のためその施行が困難であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大阪市立大学医学部付属病院神経精神科では、2022年3月31日までネット依存症専門外来を開設しており、筆者がその代表者となっていた(筆者退職のため現在は廃止となっている)。現在に至るまでその病態の解明は十分になされておらず不明な点が多いことから、今回、ウェブサイト上でのオンラインアンケートを行うこととした。またアンケートよりネット依存症と診断された者のうち、治療を希望する者に対して、自助グループによる集団精神療法を行なうことにより、治療体制の整備に貢献するものと考えられた。
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