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終末期医療における医療ソーシャルワーカーの調整・支援に対する患者評価による検証

研究課題

研究課題/領域番号 17K04225
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会福祉学
研究機関大分大学 (2019)
山口県立大学 (2017-2018)

研究代表者

上白木 悦子  大分大学, 福祉健康科学部, 教授 (90551127)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード緩和ケア・終末期医療 / 医療ソーシャルワーカーの役割 / 患者の必要性 / 緩和ケア / 終末期医療 / 医療ソーシャルワーク / 役割遂行 / 患者による評価 / 医療ソーシャルワーカー / 患者評価
研究成果の概要

本研究では,緩和ケア・終末期医療の医療ソーシャルワーカー(MSW)の役割に対して,患者による必要性の観点から役割の内実を明らかにすることを目的とする.がん治療中の患者を対象に質問紙調査を行った(188名/回収率77.7%).このうちMSWへの相談経験のない患者群につき因子分析を行った.結果として5因子に収束し,患者に対する支援計画の策定,意思の確認ができない患者の医療方針の決定に関わる支援,患者の気持ちを医療従事者へ伝達,多職種との情報共有,患者や家族等への精神的支援と命名した.モデル適合度はGFI 0.981,AGFI 0.976であり妥当な水準と評価した.

研究成果の学術的意義や社会的意義

緩和ケアにおける医療ソーシャルワーカーの調整・支援に対する患者による評価に関する先行研究は、管見の限り行われておらず、さらに全国調査はみあたらない。申請者の現在進行中の調査を踏まえ、全国調査を実施することにより、より普遍性の高い成果を得て、臨床現場の医療ソーシャルワーカーの調整・支援を再構築することができる。この成果は、臨床現場にいる医療ソーシャルワーカーの役割葛藤や仕事への意欲喪失、職場・職業への不適応感などを改善し、医療ソーシャルワーカーの役割の明確さと役割遂行を高め、質の高い医療・ケアチームの構築や緩和ケアにおける患者の苦悩や不安の軽減に強く寄与する。

報告書

(3件)
  • 2019 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 緩和ケア・終末期医療における医療ソーシャルワーカーの 役割に関する意識の構造2018

    • 著者名/発表者名
      上白木悦子
    • 雑誌名

      一般財団法人 山口老年総合研究所

      巻: 29 ページ: 17-26

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 終末期医療における医療方針の決定とインフォームド・コンセント2017

    • 著者名/発表者名
      上白木悦子
    • 雑誌名

      一般財団法人 山口老年総合研究所

      巻: 28 ページ: 7-17

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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