研究課題/領域番号 |
17K04231
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 北星学園大学 |
研究代表者 |
杉岡 直人 北星学園大学, 社会福祉学部, 教授 (10113573)
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研究分担者 |
大原 昌明 北星学園大学, 経済学部, 教授 (20203911)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 公民連携 / 生活支援サービス / 有償ボランティア活動 / 地域包括ケア / 支えあい文化の形成 / アウトリーチの活動 / 有償ボランティア / ソーシャルビジネス / 住民参加 / NPO / 共生型サービス |
研究成果の概要 |
研究成果は、以下の4つにまとめられる。まず、①地域共生社会の実現に向けた小規模・多機能・多世代の交流、社会参加・雇用創出の機会の確保が意図されていること、②無償・有償ボランティア、就労支援、労働契約を取り結ぶ雇用に至る選択肢を用意して地域の人が多様な形で参加できるようにすること、③地域の課題を解決する非営利団体によるソーシャルビジネスとしての取り組みが登場していること、④課題解決においてボランティアの有償化に関する意識・態度変容に関わる文化形成は、時間をかけた普及啓発と多様な支え合いの形式を許容できるようにするために、アウトリーチ型の活動に従事できる人材の活用をはかること、である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
有償ボランティア活動に対する公民連携の要は、隣人愛に基づく継続的な住民活動に結びつける生活支援コーディネーターの役割を評価することと社会福祉協議会や行政担当者の積極的なインターベンションが不可欠である。 有償ボランティア活動は、日常生活圏域における要支援・要介護高齢者へのインフォーマルケアとフォーマルケアのサービスを統合的に切れ目なく提供する地域包括ケアシステムの実現に結びつく。市町村が市民ボランティア事業に対する公的支援を公民連携として具体化し、地域の実情に応じて体制を整備することが可能となる。
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