研究課題/領域番号 |
17K04233
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 北翔大学 |
研究代表者 |
黒澤 直子 北翔大学, 生涯スポーツ学部, 教授 (60382529)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 認知症 / 家族 / 支援 / 社会福祉専門職 / ネットワーク / 認知症高齢者 / 家族介護者 / 専門機関 / 家族支援 / 社会福祉 / 地域ネットワーク |
研究成果の概要 |
認知症高齢者の家族介護者およびその支援に関わる社会福祉専門職への調査により、認知症支援における各機関との関わりの実態を明らかにし、支援体制の構築へ繋げる方策を検討することができた。認知症高齢者および家族介護者と各機関との関わりの時期は、受診や認知症進行の時期により関わる機関が異なるが、認知症疾患医療センターでは各時期において同様の割合であり継続的な相談に対応している。各機関は互いに連携しながら支援にあたっている。また、前回調査との比較から、家族介護者の認知症介護にかかわる困難は変わらないが、困難を感じた時に相談した割合が増加しており、社会福祉専門職の役割としての位置づけを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
認知症高齢者の家族介護者とその支援にかかわる専門機関との関係性について双方への調査によって分析を行った。また、これまでの研究調査から認知症の家族介護者と介護支援専門員の関係性、認知症家族介護者の介護体験からの「気づき」についての分析等を行った。これらのさまざまな視点からの分析によって、認知症の家族介護者と周囲との関わりを俯瞰的に見ることで支援体制の構築へ繋げていく道筋を検討することができたことは、未だ社会的な取り組みが不十分である家族介護者支援に資する研究成果であるといえる。
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