研究課題/領域番号 |
17K04237
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
増子 正 東北学院大学, 教養学部, 教授 (80332980)
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研究分担者 |
李 在檍 新潟青陵大学, 福祉心理学部, 准教授 (40460323)
二瓶 さやか 十文字学園女子大学, 人間生活学部, 講師 (60453346)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 地域福祉 / 共同募金 / 韓国 / マネジメント |
研究成果の概要 |
共同募金は、地域福祉活動を支える財源として重要な役割を果たしているが、わが国における募金額は1995年をピークに減少の一途を辿っている。一方で、共同募金に取り組んでいる国の中で著しい募金額の伸びを見せているのが韓国である。韓国における共同募金額の推移は、日本とは異なり、募金額が増加し続けている特徴があるにもかかわらず、韓国の共同募金のシステムに関する先行研究は極めて少ないため、本研究では、韓国の共同募金のシステムとファンドレイジングのあり方について調査を行い、韓国の共同募金のマネジメントシステムから日本型ファンドレイジングのサイクルモデルの構築を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域福祉の研究領域では、地域福祉活動を支える重要な財源である共同募金に関する研究は、ほとんどなされていないことから、地域福祉のあり方をソーシャル・アドミニストレーション的側面からアプローチしようとする点で本研究は独創性が高いと考えている。 韓国の共同募金のマネジメント体系を研究して、わが国の共同募金のあり方を検討することにより、「単に募金を集める」体制から、法人・企業の募金協力を得ながら、ソーシャル・キャピタル、マーケティング、広報、評価などの機能を含んだ新しい共同募金のあり方を提言し、地域福祉の活動の財源の確保に寄与できるものと考えている。
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