研究課題/領域番号 |
17K04251
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 東京家政大学 |
研究代表者 |
松岡 洋子 東京家政大学, 人文学部, 教授 (70573294)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | エイジング・イン・プレイス / インフォーマル・サポート / アセットベースト・アプローチ / ウェルビーング / インフォーマル資源 / 地域資源活用 / 介護支援専門員 / インフォーマルサポート / フォーマルケア / 専門職との協働 / アセット・ベイスト / インフォーマル・サービス / フォーマル・ケア / ソーシャル・バイク・チーム / 介護組合 / 日本 / オランダ / デンマーク |
研究成果の概要 |
少子高齢化を背景に、高齢者福祉におけるインフォーマル資源(IF資源と略す)活用は欧州諸国で進んでいる。オランダでは「制度がIF資源の補完」、デンマークでは「制度の補完」という位置づけである。とくにオランダでは、ボランティア活動は福祉の基盤であり、その固有価値を専門職が認識し、自治体統治のもとに専門職との明確な切り分けをしつつ、研修によってボランティアを戦力化している。日本でもケアマネジャーを対象とする定性調査・定量調査によって、インフォーマル資源の活用が徐々に進んでいることを確認した。今後はさらに、地域連携を進め、本人の資源に着目してIF資源から活用していく姿勢が重要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
欧州では1980年代から「住まいとケアの分離」によって「住まい」「ケア」「地域福祉」の3要素で「エイジング・イン・プレイス(住み慣れた地域で最期まで)」を進めてきた。地域福祉はインフォーマル資源の活用による豊かな地域づくりであり、介護保険の「地域包括ケア」と軌を一にしている。しかし、日本では地域についての研究は進んでいない。とくにオランダとデンマークの様子を「インフォーマル・ファースト」「インフォーマル補完」と概念化した上で、その実態を明らかにした本研究は今後の日本における地域づくりのモデルにできるものであり、少子高齢社会における介護保険のあるべき姿を考える上でも社会的意義のある研究である。
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