研究課題/領域番号 |
17K04261
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 日本福祉大学 (2018-2022) 立正大学 (2017) |
研究代表者 |
保正 友子 日本福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (80299859)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 医療ソーシャルワーカー / ベテラン / 実践能力 / 熟達化 / 事例 / ベテラン医療ソーシャルワーカー / 実践行動 / 実践の根拠 / 固有性 / 専門性 / 根拠 |
研究成果の概要 |
高い実践能力を有すると考えられるベテラン医療ソーシャルワーカー(MSW)9人より、3つの事例を提供してもらった。それを研究者とベテランMSWの4人のチームで分析し、どのようなベテランの実践能力が表れているのかを明らかにした。 その結果、48のコードと13のカテゴリーが生成された。それらは、MSWの実践能力の3側面である①価値・知識・技術を統合して発揮する力、②各種システムとの関係構築を行う力、③専門的自己を確立する力がバランスよく含まれていた。さらに、この知見を20年前のオーストラリアの研究知見と照合したところ、その知見を跡付けるものと現在の日本の病院内外の状況に規定される項目がみられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、これまで解明されてこなかった、ベテランMSWの実践能力の特徴について解明を試みたものである。 それにより、成長途上の人たちにとっての成長のビジョンを提供することができる。また、ソーシャルワーカーを養成する教育や現任者研修によって、どのような点を修得する必要があるのかについて検討するための足掛かりとなると考える。
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