研究課題/領域番号 |
17K04266
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 湘南工科大学 |
研究代表者 |
湯浅 将英 湘南工科大学, 工学部, 准教授 (80385492)
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研究分担者 |
本多 博彦 湘南工科大学, 工学部, 教授 (90339797)
片上 大輔 東京工芸大学, 工学部, 教授 (90345372)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ソーシャルスキル / コミュニケーションスキル / 多人数会話 / 擬人化キャラクタ / ヒューマン・エージェント・インタラクション / 福祉工学 / コミュニケーション / 擬人化エージェント / 多人数キャラクタ / エージェント / SST / マルチモーダルインターフェース / ユーザインターフェース / 感性情報学 / 社会福祉関係 |
研究成果の概要 |
本研究は、若者の社会的スキルの学習機会が減少していることを背景とし、多人数キャラクタを用いて会話の場、社会的場面を仮想的に再現し、社会的スキルの学習を促す対話システムの開発を目指した。検証実験ではユーザが適切な選択肢(言動)へ変更することが見られ、ソーシャルスキルを訓練および向上させるシステムの開発と実装の目的は達成できたと考える。多人数がいる状況で“意見を言う”練習の検証結果ではチュートリアル及び時間制限バーの有意性が確認できた。なお、ユーザはキャラクタで演じられた仮想的な場を実際の現場にいるかのように回答していたことも分かり、キャラクタによる仮想的な社会的場面の再現の有用性が確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多人数状況下でどのようなソーシャルスキルを学ぶべきかを整理し、圧力状況下で断るスキル、会話から抜けるスキル、多人数の中で意見を言うスキルにおいて、実用的な会話シーンや選択肢を用意できたことに意義があったと考える。検証実験においてユーザが適切な選択肢(言動)へ変更することが見られ、ソーシャルスキルを向上させるシステムの開発の目的は達成できたと考える。ウェブ上で動作するシステム開発にも着手しており、今後さらに広く活用してもらえるシステムになると考える。
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