研究課題/領域番号 |
17K04267
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 金城大学 |
研究代表者 |
田中 克恵 金城大学, 看護学部, 教授 (20387393)
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研究分担者 |
新口 春美 金城大学, 社会福祉学部, 講師 (40387395)
舞谷 邦代 金城大学, 看護学部, 教授 (60389971)
山根 淳子 金城大学, 社会福祉学部, 教授 (90342021)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 多職種チーム / チームプロセス / 終末期ケア / 特別養護老人ホーム / 多職種連携協働 / 多職種連携・協働 / 多職種チームプロセス / 高齢者福祉 / エンドオブライフケア / 多職種チームケア |
研究成果の概要 |
本研究では、特別養護老人ホームの終末期ケアに関わる多職種職員を対象に調査を実施し、終末期ケアにおいて多職種が連携・協働するための行動(多職種チームプロセス)を検討した。多職種チームプロセスは「状態変化期」「看取り期」「臨死・死亡時期」「退所後」の4段階40項目で構成された。これを一つのモデルとして、モデル使用説明書(活用ガイドライン)、多職種チームプロセス確認シートを作成した。次に、多職種チームプロセスの実施と施設内で看取りとなった入所者・その家族、多職種チームにおける望ましい結果との関係を検討した。その結果、多職種チームプロセスを実施することでよりよい結果が得られることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発したモデル及びモデル使用説明書(活用ガイドライン)、多職種チームプロセス確認シートを活用することで、特養の限られた人員で構成するチームの力を高め、「より良い終末期ケア」のための連携意識や態度に変容を起こし、多職種の連携・協働の促進に役立つ。これにより、特養の終末期ケアの質の向上は勿論のこと、特養における看取りを促し、入所者が住み慣れた場所で穏やかに終焉の時を迎えることに寄与する。
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