研究課題/領域番号 |
17K04268
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 兵庫県立大学 (2018-2019) 山梨学院大学 (2017) |
研究代表者 |
竹端 寛 兵庫県立大学, 環境人間学部, 准教授 (90410381)
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研究分担者 |
鈴木 鉄忠 共愛学園前橋国際大学, 国際社会学部, 講師 (20726046)
高橋 真央 甲南女子大学, 文学部, 准教授 (50401609)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 生成的対話 / コミュニティエンパワメント / ポリフォニー / 傷つきやすさ / アクターネットワークセオリー / 相互変容 / エンパワメント / コミュニティ / ボランティア / 身体 / vulnerability / ソーシャルネットワーク / 社会福祉 |
研究成果の概要 |
コミュニティが持続可能で、豊かな支え合いが行われるためには、生成的対話が必要不可欠である。本研究ではこの視点に基づき、生成的対話がコミュニティや支援現場をどう変容に結びつけたのか、を調べた。その結果、他者の他者性を認め合う対話の中から、支援する・される、や調査する・される、の二項対立を越えた関係性やネットワークの相互変容が生じ、それがコミュニティを維持・発展させるエンパワメントに結びつくことが見えてきた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義としては、支援現場におけるアクターの動きのダイナミズムの記述可能性を模索出来たことである。従来のフィールド研究では、インタビューに基づく構造を描く研究が多かったが、本研究で検討したアクターネットワークセオリーを用いることにより、生成的対話から見いだされる構造化のダイナミズムを辿る道筋が見えてきた。そのことにより、コミュニティにおける相互変容プロセスとしてのエンパワメントの実態をより豊かに・深く記述することが出来うる素材が見つかった。
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