研究課題/領域番号 |
17K04283
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 日本福祉大学 (2019) 大阪人間科学大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
山崎 康一郎 日本福祉大学, 社会福祉学部, 准教授 (30635868)
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研究分担者 |
水藤 昌彦 山口県立大学, 社会福祉学部, 教授 (40610407)
我藤 諭 龍谷大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (90808263)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 知的障害 / 性加害行為 / 治療教育 / 障害者福祉 / グッド・ライフ・モデル / 性暴力加害 / 心理教育 / 社会福祉関係 / 障害(児)者福祉 / 臨床心理学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、性加害行為のあった知的障害当事者の理解と効果的な地域生活支援の方法を提示し、支援実践に有意義な知見をもたらすことである。当事者および支援者の主観的体験に着目し、相互の関係性が好転し深化することによって、当事者が再加害行為に至らずに地域生活を継続するプロセスを示した。また、ニュージーランド、オーストラリアにおける知的障害者の性加害行為への対応について現地調査を行い、日本の支援へGood Way Modelや支援者支援を活用することについての示唆を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、性加害行為のあった知的障害者の地域生活支援という、福祉領域において対応が求められつつも、日本では殆ど取り上げられることのないテーマにおいて、支援実践に有用な知見をもたらすものである。そして、知的障害当事者の主観的体験を提示した点、社会関係や人間関係の獲得に焦点を当てて再加害行為のない地域生活継続の過程を示した点、支援実践の具体的な示唆を海外の先進的な治療教育プログラムから得ている点が特徴である。
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