研究課題/領域番号 |
17K04286
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 神戸学院大学 |
研究代表者 |
西垣 千春 神戸学院大学, 総合リハビリテーション学部, 教授 (40218144)
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研究分担者 |
田宮 遊子 神戸学院大学, 経済学部, 准教授 (90411868)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 生活困窮 / 制度 / 民間福祉事業 / 支援 / 滞納 / 精神疾患 / 追跡調査 / 生活保護 / 公的支援 / 精神状態 / 公共料金 / アンケート調査 / 精神疾患患者 / 援助 / 予防 |
研究成果の概要 |
本研究は、生活困窮者の生活実態を動的に把握し、既存の公的支援や民間福祉事業が生活困窮に果たす役割を検証することを目的としている。生活困窮者への追跡調査、生活困窮に陥った精神疾患を有する者やコロナ禍で生活困窮に陥った世帯へ実態調査も行った。研究結果より、生活困窮者支援において、身体・精神状況の変化や、緊急的支援終結後の中長期的な状態を把握することで、予防的な支援を構築する必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生活困窮者を支援する施策が実施されている一方で、自らの生活を維持できない人は増加している。より早く効率的な支援策の開発は急務であり、本研究は効果的に支援を提供していく上で、把握すべき情報や介入時期などに関する研究結果を示している。経済的困窮者に関する量的データ分析が少ない中で、本研究は量的に加え動的変化をおさえた貴重な分析である。学術的意義だけではなく、研究協力いただいた第一線で働いておられる実践者の方々にも役立てていただける意義は大変大きい。
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