研究課題/領域番号 |
17K04287
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 神戸女子大学 |
研究代表者 |
大西 雅裕 神戸女子大学, 文学部, 教授 (60257805)
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研究分担者 |
流石 智子 京都華頂大学, 現代家政学部現代家政学科, 教授 (40132287)
浦田 雅夫 京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (40462022)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 母子家庭 / 生活状況 / 生活上のこまりごと / 母子関係(親子関係) / 生活上の困りごと / ヒアリング調査 / 母子関係(親子関係) / 母子家庭支援 / 生活実態調査 / 生活の苦しさ / 社会福祉関係 / 貧困問題 / 母子家庭総合支援サービスセンター |
研究成果の概要 |
母子家庭の多くは、自立するための基本条件である経済的基盤に課題を抱えている。しかし個々の生活状況は様々であり、経済的課題の解決に向けて母親は日々励んでいる。様々な生活諸課題に対する支援のあり方として、母子家庭の生活全般に対して総合的視点からの支援が重要となる。日常生活で母子家庭と積極的に交流し、顔見知りの関係となるソーシャルワーカーが常に「見守り」ができ、「予防的支援」視点が必要となる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の調査からひとり親家庭の抱える生活諸課題は非常に多様化し、ほぼ半数の家庭が相対的貧困とされている。本来私たちの生活は包括的な諸側面から成立しており、貧困を経済的側面からでなく、障害の概念でのICF「国際生活分類」を参考に、日常生活での諸課題を包括的に捉える視点が必要である。 そして諸課題に対して、既存の相談機関とは異なり、具体的に日常生活のあらゆる場面で、早期に個々の母子家庭が抱える問題等を相談できる場の存在が重要であり、子どもを通して母親とも顔見知りの関係を構築でき、家庭全般の支援ができるスタッフがいる総合支援センターが必要であると考える。
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