研究課題/領域番号 |
17K04290
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 川崎医療福祉大学 |
研究代表者 |
岡本 宣雄 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (40412267)
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研究分担者 |
滝口 真 大分大学, 福祉健康科学部, 准教授 (20258635)
井上 信次 新見公立大学, 健康科学部, 教授 (80441484)
梶原 直美 関西学院大学, 教育学部, 教授 (90310680)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | スピリチュアリティ / 高齢者 / ケアプラン / ケアマネジメント / 介護支援専門員 / ケアマネジャー / 支援計画 / 社会福祉 |
研究成果の概要 |
本研究の理論研究(文献研究)では、宗教学的な観点から、スピリチュアリティの概念の本質と構造を考察した成果を学術論文にまとめた。また、ケアの観点から、福祉領域における日常モデルを活用したスピリチュアルケアの可能性について学会発表できた。そして、日本のスピリチュアルケアの研究と実践に関し、国際学会で発表できた。実証的研究(調査研究)では、「ケアマネジャーのスピリチュアリティと支援計画(ケアプラン)に対する意識調査」を実施し、調査結果の分析と考察を行い、学会発表、および学術術論文にまとめた。以上の研究により、スピリチュアリティに配慮した支援計画策定の意義と課題について明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的は、福祉専門職が福祉の現場で実際に活用できる、スピリチュアルな側面を捉えた支援計画の様式を開発することであった。本研究の成果から、ケアマネジメントに従事する介護支援専門員が業務を遂行するうえでの、高齢利用者へのスピリチュアルな側面への意識と理解が深まり、チームケアとしての連携機能の向上が期待できる。また、スピリチュアリティを組み入れた支援計画(「居宅サービス計画」)の意義が専門職間で共有され、このことを通し、支援を要する高齢者に対するケアプランの様式の開発に向けた研究と取り組み推進され、利用者のQOLの向上を目指したケアマネジメントの実践とこの機能の向上が期待できる。
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