研究課題/領域番号 |
17K04292
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
矢原 隆行 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(法), 教授 (60333267)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | リフレクティング / 多職種協働 / アクションリサーチ / 臨床社会学 / リフレクティング・トーク / リフレクティング・プロセス / 制度分析 / ディスコミュニケーション / アンティシペーション・ダイアローグ |
研究成果の概要 |
本研究は、多職種協働を促進するための画期的方法として「リフレクティング」を用いたプログラムの実践研究をおこなうことを目的として実施した。まず、多職種協働とリフレクティングに関する国内外の先行研究を収集し、文献研究をおこなうとともに、国内外の研究者・実践者のネットワークを駆使して直接的な情報収集をおこなった。また、参加型アクションリサーチを通したリフレクティングの有効性の検証をおこなうため、熊本県内の医療法人の研究協力のもと、以下の研究に取り組んだ。(1)リフレクティング研修実施と研修プログラムの改善、(2)職種間・部署間の連携実態調査、(3)個人と組織のウェルビーイングに関する調査。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、多職種協働を促進するためのリフレクティング・プログラムについて、これまでのリフレクティング研究の内外の蓄積を基盤に独自の研修プログラムの構築、および、その実質を損なわないためのアクションリサーチという継続的実践研究モデルを創出したことである。 また、その社会的意義として、研修プログラムとアクションリサーチ自体により、協働した医療法人の多職種協働を促進したのみならず、他の医療・福祉組織においても実用的に導入・応用可能なプログラムを提示した。
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