研究課題/領域番号 |
17K04293
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
|
研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
門田 光司 久留米大学, 文学部, 教授 (50269081)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | スクールソーシャルワーカー / 特別支援教育 / 学校ソーシャルワーク / 特別支援教育コーディネーター / 特別支援学校 |
研究成果の概要 |
文部科学省のスクールソーシャルワーカー(SSW)活用事業では特別支援学校が対象校となっていない。しかし、SSWによる支援が必要な児童生徒たちがいる。本研究目的は、特別支援学校でのSSWの必要性を立証していくことである。 研究結果では、SSWの役割と類似する特別支援教育コーディネーター(SENCo)の全国調査より、72%がSSWが必要との回答を得た。また、SENCoの聞取り調査と海外調査の結果から、SENCoの教育的支援とSSWの福祉的支援による役割機能モデルを構築し、この役割機能モデルを活用した支援成果を示すことができた。これにより、特別支援学校でのSSWの必要性と有効性を示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
文部科学省によるSSW活用事業では特別支援学校が対象校となっていない。しかし、特別支援学校においてもSSWによる家庭環境の改善が求められる児童生徒たちがいる。本研究目的は、特別支援学校へのSSW導入の必要性を立証していくために、SENCoへの調査結果、SENCoとSSWの役割機能モデルの提示、そのモデルによる実践成果を示していくことで、研究成果の学術的意義があるといえる。 また、本研究成果より特別支援学校へのSSW導入の学術的根拠が示されることにより、特別支援学校でSSWの支援を要する障がい児童生徒の教育がより一層保障されていくという点で社会的意義があるといえる。
|