研究課題/領域番号 |
17K04315
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
小林 哲郎 神戸大学, 法学研究科, 研究員 (60455194)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | マスメディア / 信頼 / インターネット / ソーシャルメディア / メッセージアプリ / 実験 / 社会調査 |
研究成果の概要 |
マスメディアに対する信頼は、人々が正しい知識に基づいて意思決定をする上で重要な役割を果たしている。マスメディアに対する信頼が失われると、人々が「もっともらしい」と考える情報が共有されず、フェイクニュースが蔓延する可能性も高まる。本研究は、米国での先行研究に基づき、日本におけるマスメディアに対する信頼の規定因を探ることを目的として実施された。2つの実験と1つの社会調査が実施され、米国での知見が部分的に再現された。また、近年のニュース接触行動の変化を反映し、最終年度に実施された社会調査ではLINEなどのメッセージアプリ上でのニュース利用も測定し、マスメディアに対する信頼との関連を探った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本におけるマスメディアに対する信頼は他国と比較してもかなり高いレベルにあることが知られている。近年は新聞の購読率が低下し、若年層ではテレビの視聴時間も低下傾向にあるにもかかわらず、マスメディアに対する信頼は高いレベルで維持されている。本研究の成果は、こうした信頼がどのような要因に裏付けられているのかを実験と社会調査によって明らかにした。
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