研究課題/領域番号 |
17K04320
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 中京大学 (2018-2022) 聖学院大学 (2017) |
研究代表者 |
中原 純 中京大学, 現代社会学部, 准教授 (20547004)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 中高年者 / 主観的well-being / 自己複雑性 / 高齢者 / 役割アイデンティティ / 活動理論 |
研究成果の概要 |
本研究では、「① P-SCやN-SCと1つの自己側面における事象の関連性をパネルデータを用いて検討すること」、「② パネルデータを用いて、時間的に先行するSC指標が主観的well-beingと関連するかどうか」を検討することを目的とする調査を実施した。分析の結果から、自己複雑性は1つの側面に起きた事象により変化する可能性は低いこと、自己複雑性の側面数は人生満足度とは直接的に関連するが、それ以外の自己複雑性と主観的well-beingの指標間に関連性はみられないことが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、多くの集団に所属したり、役割を持っている中高年者の方が人生に満足している傾向があることが示され、集団に所属していることや役割を持っていることの重要性が示唆された。中高年者の主観的well-beingの維持・向上のためには、各人の自己の構造に留意する必要があることを示唆した点において、社会的および学術的意義がある。
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