研究課題/領域番号 |
17K04331
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
藤本 学 立命館大学, 教育開発推進機構, 教授 (00461468)
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研究分担者 |
古賀 弥生 九州産業大学, 地域共創学部, 教授 (00585101)
具志堅 伸隆 東亜大学, 人間科学部, 教授 (10449910)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ホームレス / 就労自立支援 / 就労適応スキル / 映像教材 / v-ILTAD / 応用演劇 / ディスカッション / 社会適応スキル / コミュニケーションスキル / LTD / スキルトレーニング / 職場適応 / 研修用映像教材 / PBL / ホームレスの就労支援 / 感情労働 / 感情調節 / 社会系心理学 / 社会学 |
研究成果の概要 |
挑戦的萌芽研究で得た知見を基に,観劇と議論を通して問題場面における適応的なふるまいを考える双方向学習手法ILTAD(Interactive learning through theatergoing and discussions)を開発し,就労自立支援センターの在所者を対象とした就労適応スキル研修を行ってきた。検証の結果,低水準のスキルを平均的な水準に改善するリメディアル効果が確認されている。しかし,実施には高度な演劇技術を持つ舞台人を雇用する高額な費用が必要であった。そこで,研修の実施を容易にするため,出題編と解決編の9本と最終問題1本からなる映像教材の作成を行い,その効果検証を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
離職を繰り返す人にはソーシャルスキルが低い人が少なからず存在する。そのため,これまで就労自立センターでは,従来の行動論的アプローチによるトレーニングが行われてきたが,十分な効果を上げていなかった。そこで,挑戦的萌芽研究では,在所者に対する調査を基に,観劇と参加者同士の議論を繰り返す中で,これまでの自らの考え方や行動の何が問題であったのか,そして職場ではどのようにふるまうべきかについて考えてもらう認知論的トレーニングプログラムを開発している。本研究ではこのトレーニングプログラムの映像教材を作成した。これを用いることで,演劇の経験を必要とせず,安価で容易にトレーニングを実施することが可能になった。
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