研究課題/領域番号 |
17K04341
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
飯田 順子 筑波大学, 人間系, 准教授 (90383463)
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研究分担者 |
遠藤 寛子 宮城学院女子大学, 学生相談・特別支援センター, 准教授 (30364425)
青山 郁子 都留文科大学, 文学部, 教授 (60586808)
杉本 希映 目白大学, 人間学部, 准教授 (90508045)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 教師 / いじめ対応効力感 / 教員研修 / 教師のいじめ対応効力感 / いじめ防止 / 学校心理学 / いじめ予防 / いじめ予防対応 / 教員研修プログラム / 教員支援 / 効力感 |
研究成果の概要 |
教師のいじめ対応自己効力感を高める研修プログラムの開発のため,教師のいじめ対応効力感の特徴の調査,教師のいじめ対応の実態調査を行った。また,スクールカウンセラーを対象とした調査を行い,SCのいじめ対応効力感の特徴及びいじめ対応の関与の実態等を調査した。さらに,国内外の教師を対象としたいじめ防止研修に参加し,情報収集を行った。これらを踏まえ,教職員を対象としたいじめ防止のスキルアップ研修を実施し,効果検証を行った。その結果,この研修内容が教師のいじめ対応効力感を高めることが示された。また海外のいじめ研究を一部紹介する内容の論文化や,子どもの社会性と感情の健康調査票の日本語版の開発なども行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教師はいじめ防止や対応の最前線で多くの役割が求められているが,教師を対象としたいじめに関する研修はほとんど行われていないことが示されている。その中で,本研究は教師のいじめ対応効力感に焦点を当てた国内で数少ない研究の1つである。そして,今回実施した研修からは,今回の研修内容は教師のいじめ対応に関する知識といじめ対応効力感を高めることが示された。このようなエビデンスのある教師を対象としたいじめ防止に関する研修プログラムは,これまで開発されておらず,その点でこの一連の研究は学術的意義・社会的意義があると考える。
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