研究課題/領域番号 |
17K04381
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 同志社女子大学 |
研究代表者 |
日下 菜穂子 同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (70309384)
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研究分担者 |
土田 宣明 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (40217328)
武藤 崇 同志社大学, 心理学部, 教授 (50340477)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | コミュニティ実践 / ライフキャリア発達 / 多世代交流 / 学習環境デザイン / 高齢者 / ライフデザイン / ICT / オンライン / コミュニティ / QOL / 発達支援 / 生きがい創造 / ライフ・キャリア / 意思決定 / 認知行動療法 / 終末期 / 生きがい / 社会参加意欲 / 孤立 |
研究成果の概要 |
本研究ではライフ・キャリアの発達を人の生涯を通じた学習ととらえ、状況的学習論を視座に学習するコミュニティの中での高齢期のライフ・キャリア発達がすすむとして、協同して学ぶ場の構築を通して高齢期の心理社会的発達プロセスを明らかにすることを目的に研究を行った。期間内に、高齢者と大学生、小学生が多世代で協同する学習環境を構築した。そして、そのコミュニティの形成過程の検証とともに、参加前後の質問紙調査を実施し、ライフ・キャリア発達におけるコミュニティ参加の効果を確認した。研究成果はResearchmapおよびプロジェクトのホームページから公表するとともに、論文やシンポジウムにて公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多世代の分断が深刻化する現在、目的を共有して多様な人がつながる環境をいかに構築するかを明らかにする本研究の成果は、国内外での社会的孤立の問題への解決を示す一助になるといえる。期間中のコロナ禍により、人が集まる活動が一層難しくなったことを受け、本研究ではシニアのICT活用を強く推進し、期間終了時には高齢者と若い世代がICTを使ってコミュニケーションを深めることを可能とした。研究から抽出したノウハウは、シニアのICT活用ガイドブックやコミュニティ形成のヒントブックとして公開しており、2000以上のダウンロードがある他、学会誌やシンポジウム等で成果公表することを通して学術・社会的な意義を高めた。
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