研究課題/領域番号 |
17K04397
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター |
研究代表者 |
丹下 智香子 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 老年学・社会科学研究センター, 研究員 (40422828)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 発達 / 健康寿命 / フレイル / 長期縦断疫学研究 / 主観的幸福感 |
研究成果の概要 |
地域在住高齢者を対象とした長期縦断研究のデータを用いた解析により、高齢期における身体機能の変化には複数の特徴的な変化(あるいは維持)のパターンが存在すること、および必ずしも身体機能の状態と主観的幸福感の高さは連動しない可能性が明らかとなった。さらに、身体機能の状態が異なる場合、機能低下の抑制/増悪、あるいは主観的幸福感の維持に関与する心理・社会的要因は異なる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、一般的な地域在住高齢者における身体機能の変化のパターンを解明すると共に、身体機能低下の抑制や主観的幸福感の維持に関与する要因は、その時点での身体機能の状態により異なる可能性を明らかにした。これらの知見は、今後の研究においては健康寿命の延伸に寄与する要因、あるいは機能障害を抱えた状態においても幸福に生きていくことに関与する要因について、各時点での心身の状態を考慮しつつ解明していくことの必要性を示唆した点で、重要な意義を持つと考える。
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