研究課題/領域番号 |
17K04398
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 藍野大学 (2019-2022) 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター (2017-2018) |
研究代表者 |
細川 彩 藍野大学, 医療保健学部, 准教授 (00451500)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 回想法 / 認知機能 / 記憶 / グループ回想法 / 教育系心理学 / 認知症予防 / 老年学 |
研究成果の概要 |
本研究は、健常高齢者を対象に認知症対策を目的としたグループ回想法を実施し、その効果を標準化された検査により計量学的に検証した。その結果、グループ回想法に参加した高齢者は、認知機能と記憶検査の下位項目において改善がみられた。並行して回想法において語られる内容について多角的に評価した結果、エピソードの描写に加えて感情や受容などを含む心理的な内容の重要性も示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、回想法の効果について心理検査を用いて客観的に検証することのみならず、自伝 的記憶の視点による指標を用いて質的に回想法における語りデータの内容分析を行い、両者の関連を検討した点に学術的な特色があると考えられる。また、全国でも回想法が導入されている自治体が少ないなか、研究を通して回想法を初めて導入し、地域に定着させることも狙いとしたことにより、回想法終了後も、同じ地域に住む高齢者同士が交流を継続している報告があったことから社会的な意義があったことを示唆している。
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