研究課題/領域番号 |
17K04409
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
神村 栄一 新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (80233948)
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研究分担者 |
田中 恒彦 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (60589084)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 認知行動療法 / 児童期 / 思春期 / 後ろ向き研究 / 半構造化面接 / 心理教育 |
研究成果の概要 |
幼少期から10代にかけて認知行動療法を受けたことのある青年期成人29名を対象にオンライン質問紙を実施し、25名から有効な回答を得ることができた。また、8名の参加者に対して、研究目的とは無関係で参加者と面識のない臨床心理士が半構造化面接を実施した。 その結果、成人前に行われた認知行動療法の経験は、一般に望ましいものであることが示された。また、心理教育や治療計画の説明が好印象につながることが確認された。しかし、残念ながらサンプルサイズが十分ではなく、治療プロトコルの印象や治療者の非特異的な特徴が交絡し、ポジティブなバイアスが生じる可能性が残されていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
幼少期から10代にかけて認知行動療法による心理学的支援を受けた経験を持つ、現在は成人した青年期にある25名がオンライン質問紙調査に、さらに同じく8名が面識のない心理士によるオンライン面接による調査に参加した。その結果、成人する前に受けた認知行動療法の経験は、一般に望ましいものであることが確認された。また、心理教育(不調についての説明)や治療法を理論的説明が好ましい印象につながりやすいことも確認された。
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